フルマラソンを完走した後、4日間だけ休みまたランニングの練習が始まりました。
その時に仲間の一人から、フルマラソンを思い出しながらきっつ~い一言を言われました。
「遅いよ」と。
泣きました。30歳を超えた女性が、走りながら。
趣味で泣く事ってなかなかありませんよね。
自分の中では、フルマラソンを楽しくゴール出来たからそれで良しとしていたのですが、仲間の一人はそうでも無かったようです。
もっと本気で走りたかったそうです。
4秒間、いじけました。「もう運動するの辞めようかな」と。
でもすぐに「本気でやろう」と立ち直りました。辞めるのは簡単ですが、辞めて何もしていない状態を考えたら、それだけでゾッとしました。
どんな分野でも、本気で取り組む人はそれだけでかっこよく思えます。そして次の瞬間羨ましくて居ても立っても居られなくなります。
高校生の頃の部活でも同じような話し合いがありました。
「上位のチームを目指すか、遊びのチームを目指すか」という。
その時の私はどっち派だったと思いますか?
「遊びのチームを目指す派」だったんですよ。今では考えられないんですが。
キャプテンは上位のチームを目指して練習メニューを考えてくれていました。副キャプテンだった私は、遊びの企画ばかりしていました。
結局まとまりのないまま3年間が終わってしまいました。
未だに夢に見るぐらい、もっと本気でやっておけば良かったと未練が残っています。未練のおかげで「何事にも本気で向き合う」という姿勢に変わりました。
RESTの社長は本気の部活をやってきた派だから、羨ましく思います。
あの日以来、運動する頻度が変わりました。
フルマラソンから2週間とは思えないほど、ガシガシ走っています。
こんなに運動しても、しんどくないんです。むしろどんどん元気になっていきます。
悔しさは人を動かすバネになるんだなぁと思いました。
ランニング後にはプロテイン。
お風呂の中では翌日の練習を考えてセルフケア。
寝る前には栄養バランスを考えたおかずの作り置き。
お布団の中ではランニングフォームの研究。
速く走る為には体重を落とす必要があるので、10㎏落としてちょうど良さそうです。1年かけて落とすつもりです。
仕事も忙しいから、あっという間に一日が終わります。
よく聞かれます。
「一体どこに向かっているんだ。何を目指しているんだ。」と。
そんな時はいつもこう答えます。
「自分らしい生き方」
2年後には仕事に関する大きな資格試験が待っていて、1000時間かかると言われているので、
その勉強が始まるまでは徹底的に運動するつもりです。
タイトルにある「趣味が面白い理由」は、「本気で取り組むから」です。
アラウンド30の挑戦シリーズ
12.アラウンド30の挑戦~トライアスロンデビュー~【前編】
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