ブログ詳細 / blog detail

一級建築士に合格しました!どれだけ苦労したか…聞いてくれます?【最終回】

さぁいよいよ二次試験本番です。

本番を迎えるまでの私

資格の学校で、模試を2回受けました。

2回とも不合格判定でした。

最後まで合格点はほとんど貰えませんでしたが、

「本番で同じミスをしなければOK」と、考えていました。

 

この期間、また友人とも会っていなかったので、

家族と少し話すぐらいでした。

夫氏に「ねぇ、私受かると思う?」と聞いては

「受かるん?」と逆質問されていました。

 

※本当は「ゆりちゃんなら受かるよ。いつも努力してるから絶対大丈夫。」と言ってほしかったのですが。

誰も言ってくれないから、自分で自分に言い聞かせていました。

思い返せば今までいろいろな資格に挑戦してきて、

いつも自分で自分を褒めるクセがついたと思います。

自分をコントロールして、勘違いしてどんどん高めていってます。

※この頃の写真があまり無いので、双子の写真で失礼します。

この寝相に癒されました。

試験本番

丁寧に問題文を読みました。

毎年サプライズで、難しいポイントが1つか2つぐらい出てきます。

今年は「地盤がとても悪い」というものでした。

他にも、「ん???どういう事?」と理解に苦しむような事もありましたが、

自分なりの考え方をまとめて、ラフプランを作っていきました。

完成していないと確実に不合格なので、まずは完成させる事が第一目標です。

早々に描き終わりました。

描き終わってからも何度も見直しをしました。

飲食物を持ち込んで良いので、カロリーメイトやおにぎり等を準備していたので私は食べましたが、

周りで飲食をしている人はほとんどいませんでした。

試験直後

6時間半に及ぶ試験が終わってクタクタの体です。

でもこの後資格の学校に行かなくてはならないのです。

 

先ほど受けたばかりの試験の図面と同じ物を、もう一度描かないといけないのです。

鬼ですね~。

なぜ試験後で疲れた状態なのに、すぐ描かないといけないかというと、

「すぐだから同じ物を描けるから」です。

一日経つごとに、どんどん忘れていってしまいますからね…。

描いた物を資格の学校の先生が採点してくれます。

試験から一週間後

この製図試験は地獄の試験です。

なぜなら、試験を受けた後、誰一人合格の確信がないからです。

みんな何かしらはミスしています。

すごく小さなミスは大丈夫なのですが、自分のミスは受かるミスなのか、それとも…。

考えて、思い出しては「うわぁぁぁぁぁぁぁ」となります。

心臓がキューっと。胃がキリキリしてくるのです。

合格発表まではずっとこの状態が続いていたので、

出来るだけ考えないようにしていました。

合格発表

合格発表はWEBで受験番号が掲載されます。

(数年前までは実名で発表されていたのですが、プライバシー等の点から受験番号に変わりました)

前日は2~3時間しか眠れませんでした。

朝出勤してスタッフ同士が雑談していましたが「私に話しかけないでください、見ないでください。居ないものと思ってください。」と宣言しました。

合格発表の30分前からソワソワして、違う事をやっても全然手につかず、人生で一番長い30分を過ごしました。

 

さぁ合格発表の時間。という時に、ちょうど現場に行く時間になりました。

車の中で、スマホで合格発表を確認する事となりました。

WEBのページを開いてみると…

私の番号は一番上にありました~~~~!

後輩たちが「やったーーーーー」と喜んでくれて、少し泣きました。

無事、合格する事が出来ました。

ずっと夢に見ていた一級建築士。

ついに私もその肩書を手にする事が出来ました。

合格した後、燃え尽きた

その後は燃え尽き症候群となり、

「私、次なにを頑張れば良い?」とずっと考えていました。

でもなかなか頑張りたいものは見つかりません。

まずはゆっくり心と体を癒すことが必要だと思っています。

タグ / Tag

年月 / Yearly & Monthly

インスタグラム / Instagram

一番上へ戻る

一番上へ戻る