資格の学校で、模試を2回受けました。
2回とも不合格判定でした。
最後まで合格点はほとんど貰えませんでしたが、
「本番で同じミスをしなければOK」と、考えていました。
この期間、また友人とも会っていなかったので、
家族と少し話すぐらいでした。
夫氏に「ねぇ、私受かると思う?」と聞いては
夫「受かるん?」と逆質問されていました。
※本当は「ゆりちゃんなら受かるよ。いつも努力してるから絶対大丈夫。」と言ってほしかったのですが。
誰も言ってくれないから、自分で自分に言い聞かせていました。
思い返せば今までいろいろな資格に挑戦してきて、
いつも自分で自分を褒めるクセがついたと思います。
自分をコントロールして、勘違いしてどんどん高めていってます。
※この頃の写真があまり無いので、双子の写真で失礼します。
この寝相に癒されました。
丁寧に問題文を読みました。
毎年サプライズで、難しいポイントが1つか2つぐらい出てきます。
今年は「地盤がとても悪い」というものでした。
他にも、「ん???どういう事?」と理解に苦しむような事もありましたが、
自分なりの考え方をまとめて、ラフプランを作っていきました。
完成していないと確実に不合格なので、まずは完成させる事が第一目標です。
早々に描き終わりました。
描き終わってからも何度も見直しをしました。
飲食物を持ち込んで良いので、カロリーメイトやおにぎり等を準備していたので私は食べましたが、
周りで飲食をしている人はほとんどいませんでした。
6時間半に及ぶ試験が終わってクタクタの体です。
でもこの後資格の学校に行かなくてはならないのです。
先ほど受けたばかりの試験の図面と同じ物を、もう一度描かないといけないのです。
鬼ですね~。
なぜ試験後で疲れた状態なのに、すぐ描かないといけないかというと、
「すぐだから同じ物を描けるから」です。
一日経つごとに、どんどん忘れていってしまいますからね…。
描いた物を資格の学校の先生が採点してくれます。
この製図試験は地獄の試験です。
なぜなら、試験を受けた後、誰一人合格の確信がないからです。
みんな何かしらはミスしています。
すごく小さなミスは大丈夫なのですが、自分のミスは受かるミスなのか、それとも…。
考えて、思い出しては「うわぁぁぁぁぁぁぁ」となります。
心臓がキューっと。胃がキリキリしてくるのです。
合格発表まではずっとこの状態が続いていたので、
出来るだけ考えないようにしていました。
合格発表はWEBで受験番号が掲載されます。
(数年前までは実名で発表されていたのですが、プライバシー等の点から受験番号に変わりました)
前日は2~3時間しか眠れませんでした。
朝出勤してスタッフ同士が雑談していましたが「私に話しかけないでください、見ないでください。居ないものと思ってください。」と宣言しました。
合格発表の30分前からソワソワして、違う事をやっても全然手につかず、人生で一番長い30分を過ごしました。
さぁ合格発表の時間。という時に、ちょうど現場に行く時間になりました。
車の中で、スマホで合格発表を確認する事となりました。
WEBのページを開いてみると…
私の番号は一番上にありました~~~~!
後輩たちが「やったーーーーー」と喜んでくれて、少し泣きました。
無事、合格する事が出来ました。
ずっと夢に見ていた一級建築士。
ついに私もその肩書を手にする事が出来ました。
その後は燃え尽き症候群となり、
「私、次なにを頑張れば良い?」とずっと考えていました。
でもなかなか頑張りたいものは見つかりません。
まずはゆっくり心と体を癒すことが必要だと思っています。
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