かぼちゃの旬は6月から12月までです。長いですね。
実はかぼちゃは夏野菜で、6月から9月に収穫します。収穫してすぐは、まだ甘みも少なく水っぽいのでその良さを十分に満喫できません。
収穫した後に冷暗所に保存することで甘みが増していきます。
だから、かぼちゃを美味しく食べれる時期は9月から12月までなのです。
酸化とは、物が錆びてしまう状態です。
実は人間も酸化するのです。
人間は、酸素を体内に取り入れて、生命維持に必要なエネルギーをつくりますが、その際に、酸素の一部が活性酸素になります。活性酸素は、細菌を排除する役割も持っていますが、一方で、増えすぎると正常な細胞も傷つけてしまいます。
かぼちゃは多くの栄養素を含みますが、特にビタミン群が多いので、高い抗酸化作用が期待できます。
かぼちゃに多く含まれるβ-カロチンには、粘膜などの細胞を強化して免疫力を高める働きや、体を酸化させない抗酸化作用もあると言われています。また、体内に入るとビタミンAに変化して働くので、鼻や口、胃の粘膜なども強化し、有害な細菌やウイルスの侵入を防ぐという効能が認められています。
私たちは日常的にストレスにさらされることが多くありますが、このストレスが体内で活性酸素を大量に作る原因となっています。
そこで、このように抗酸化作用の強いかぼちゃを食べると活性酸素を抑制し、老化を防止するアンチエイジング効果が期待できたり、動脈硬化やがんの予防にも繋ります。
材料(4人分)
1.かぼちゃは皮を剥き、一口大に切る。
2.鍋に1と水を入れ、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
3.2の火を止めて、かぼちゃをつぶす。
4.3を再び火にかけ、牛乳とコンソメ顆粒を加え、ひと煮立ちさせて、出来上がり。
旬の食材は、私たちの体に必要な物を季節ごとに与えてくれます。旬の食材はその時期の体が欲する食材なのです。だからこそ、私たちは全身で美味しいと感じるのです。
四季を楽しみながら美味しく楽しく、健康的な身体をつくりましょう。
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