2.30人ほど集まる建築士向けの勉強会に何回か参加してきました。
その勉強会がきっかけで、県外の女性建築士友達が出来ました。
北海道・石川・宮崎そして愛媛と、4人とも住む所がバラバラです。
4人で話していて、それぞれの場所で建築旅をしたいよねと言う話になりました。
そして第一回目の建築旅が石川県金沢市になったのです。
私は陸路を選び、電車(しおかぜ)と新幹線を乗り継いで、約6時間かけて現地に到着しました。
他のメンバーは飛行機で行ってました。
初めての石川県。
石川ちゃんが観るべきポイントを選んでくれていました。
それでは一つずつご紹介していきましょう。
正午ごろ全員集合しました。
2ヵ月ぶりに集まりましたがみんながほぼ同じ髪型でした。
が理由として考えられます(笑)
女性建築家っぽいポーズでパシャリ。
ところでこのオブジェも有名な物なんです。
「鼓門(つづみもん)」といい、伝統芸能の鼓をモチーフにしているそうです。
奥には「もてなしドーム」というガラス天井がドーム型になっています。
名前の通り、もてなされているなぁと感じました。
石川ちゃんオススメの金沢まいもん寿司に行きました。
一口食べた瞬間、「ここに来て良かった」と思いました。
人生初ののどぐろも食べました。
のどぐろとはアカムツの事で、高級魚とされています。
なんとなく硬そうなイメージがありましたが、柔らかく美味しかったです♪
ここのお寿司は本当にオススメです!
谷口吉郎氏は世界で活躍していた建築家。
その息子さんの吉生氏が設計したこの記念館。
ちなみにここ、谷口吉郎氏が住んでいた場所なんです。
とっても広いです。
展示物以外なら建物の写真を撮ってもよく、ありがたいです。
やっぱり「建築館」だけありますね。
窓の外の景色が良い!
ここ最近の建築勉強会で私が学んだことは建築家は「建物」を作っているんだけど、同時に「外とどう繋がるか」を考えているという事。
やっぱりどれだけ家が好きでも、外があってこそで。
雲の動きや木や水面の揺らぎがあると、自然と見てしまいます。
家の中の壁を見るより、リラックスできそうですよね。
窓の外の、どの部分の風景を切り取るかが大事です。
外に良い風景が無いなら、そこに元々自然があったかのように造ったりする事もあります。
と、学んだ事を思い出しながら見学しました。
迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」を再現したエリアがありました。
とっても広く、47帖の畳敷きなんですよ。
たくさんのVIPをお迎えしている、本物の迎賓館にも行ってみたいなぁと思いました。
こちらは先ほどの「游心亭」の茶室を再現したエリア。
本物をネットで検索したら、そのまんまでした。
外観を見た時、結構コンパクトなサイズなのかな?と思いましたが、中に入ると広く感じました。
場所によっていろいろな表情を見せているからかと。
建築女子の一人北海道ちゃんの趣味は美術館めぐり。
美術館が好きな女子と美術館を見学出来て良かったです。
(建築館だけど)
鈴木大拙氏は仏教哲学者で、「禅」を世界に広めた人です。
宗教については、まだまだわからない事だらけです。
「すずきだいせつ」という絵本が置いてあり、それを読んでやっと少し理解できたかなと。
暗い中に、一筋の光。
とても良いですね。
手すりについて話し合う建築家たち。
彼女たちと話していると、自分を見ているようでした。
年齢も境遇も似ているからでしょうか。
自分を客観的に見て思ったのは、もっとシンプルで良いかなという事。
建築業界に居れば居るほど、たくさんの知識が付きます。
やる前にまず、それをするとどうなるか、経年変化は?耐久性は?金額は?
と必要なんだけど、余計な事がどんどん浮かんできます。
もっと純粋な気持ちで
「良いと思う物は良いし、やってみたい事はやってみる」
で良いんじゃないかと思いました。
外の景色の切り取り方がセクシーです。
(建築家はオシャレの事を『セクシー』という)
窓の外を眺める為だけの椅子。
外観を眺めながらパシャリ。
個人的に好きだったのが、外観を眺めていて気づいたのは、外観を見たり撮影したりできる、人一人分の可愛いスペース。
私たちも、その可愛いスペースで記念撮影。
絶対人を押してはいけない場所(笑)
※浅いから濡れるだけですが。
少しだけでもお分かりいただけたと思いますが、金沢はデザインの街でした。
新幹線が通り観光客が増えたそうです。
行きたくなる街がそこにはあると思いました。
金沢旅は、全3回でお話しようと思います♪お楽しみに!
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