片付けコンサルタント「こんまり」こと近藤麻理恵さんによる、「片付けの順番」を参考にさせていただきました。
こんまりさんによると片付けの順番がとにかく大事で、まずは衣類、そして本、書類、小物類の順に整理するのが良いそうです。
思い出の品に手を付けるのは最後との事です。
確かに私の家も、散らかっている一番の原因が衣類だと思います。
残念すぎるクローゼットだったから、近づきたくないんですよ。
見たらため息が出ます。
写真ではなくイラストにしました。お察しください。
一人暮らしにしては贅沢な、ウォークインクローゼットがあります。
問題点は以下。
ウォークインクローゼットに収まりきらず、部屋にも服を置いています。
3段の引き出し式収納が3つあります。
問題点としては以下。
嫌いにならないでください。
引かないでください。
右から左に動かすだけでは「片付け」と言わないそうです。
そう、ミニマリストは「減らす」のが大事。
今までよりも厳しい観点で捨てる服を選びました。
捨てた服はこちら。
毛玉取り機を持っていますが、毛玉が出る服は、出続けます。
一旦リセットしたいので、思い切って処分しました。
服を買う時って「この服が似合う人になりたい」という希望もあって買いますよね。
そしてお店では勇気を出して買ったけど、家で着てみるとなぜか似合わない物もあります。
その服が高かったりすると本当にもったいなくて処分出来ないのですが、人間は失敗する生き物なんですよ。
「この服を買ったのは失敗だったな」「次はもうひと呼吸おいてから買おう」と、そう思えたら、その服を買った事は、無駄ではなかったと思います。
あとは昔「似合う」と言われた服が厄介です。自分でも気に入ってるからまた着たいのに、なかなか着ません。着ない理由はその年の流行や年齢的なものでしょう。
昔似合っていても、今似合うと思えないから手に取らないのです。思い切って処分しました。
これは単純に、私の主婦力が低いんだと思います。
なぜか真っ白のシャツの日に限ってミートソースをこぼしたりしてしまいます。
どうしても落ちない汚れの服も処分しました。
どんなに素敵な服でも、サイズが合っていないと残念になってしまいます。
体型は人それぞれ。似合うサイズも違います。
明らかにサイズが合わなくなった服を処分しました。
私あるあるなんですが、友人の結婚式の余興や、USJに行った時、マラソン大会に出た時など…イベントごとに仲間とオソロイの服を買うという機会が多くありました。
何となく捨てられずに置いてあったのですが、それも処分しました。
友人を捨てる訳はないから。
物を捨てるだけだから。
きっと友人もわかってくれると自分に言い聞かせながら。
ここで一つ気づきました。
物で繋がっていないといけない気がしていたけど、全然大丈夫でした。
さて、処分する服がまとまりました。
クローゼットはかなりすっきりしました。
次回は入れていく作業です。
服はメルカリ等のフリマアプリで簡単に売れます。
今まで売れた物の最高額は12,000円の靴。
リサイクルショップに持って行くと300円にしかならない1着の服が、メルカリなら3000円ぐらいで売れる事もしばしば。
トイレットペーパーの芯や拾った松ぼっくりまで売れるそうです。
本当にすごい時代。
売れるコツを語りだしたら止まらなくなるので、今日はやめておきます。
コツを掴めば、ほとんどの物は売れる気がします。
出品→購入者とのやりとり→梱包→発送などの作業が、プチストレスだった気がします。
時間は有限です。
睡眠時間を除いたプライベートの時間はさらに少ないです。
私はその限りある時間を、出来るだけ仕事に関する勉強をしたり、本気でリラックスしたり、心から好きな事をする時間に充てたいと思いました。
例えば、お子様がいらっしゃるご家庭なら、3000円の臨時収入って結構大きいと思うんですね。貯金をする為に節約しながら生活している方が多いと思います。
しかし、その出品から発送まで費やす時間を、家族で笑って過ごす時間にした方が、有意義なんじゃないかなぁと思います。
時間はどれだけお金を出しても増えません。
しかし、何かを「やめる」事で、時間を作る事が出来ます。
アップル社の創設者スティーブジョブズ氏の言葉で心に響いたものがあります。
方向を間違えたり、やり過ぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でも何でもない」1,000のことに「ノー」と言う必要がある。
本当に重要なことに集中する唯一の方法は「ノー」と言うことだ。
最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。
ジョブズ氏は「何でも出来るすごい人」ではないと思うんです。
偉業を成し遂げる為に、たくさんの犠牲があったと思います。
私は今までいろいろな分野の物事に挑戦してきました。
私には「やりたい事リスト」よりも「やめる事リスト」が大事だとわかりました。
そんな私が思う、「メルカリ卒業」です。
感性は人それぞれですので、誰かを否定するつもりはありません。
↓こんな汚部屋の元住人とは思えない発言です。少しは成長したかな?と思います。
「とりあえず」の人生にしない為に、いつもより気合を入れてみました。
たくさん捨ててみて、服は買う事よりも捨てる事の方が大変だと思いました。
ゴミ袋10袋分服を捨ててみて、「ゴミと生きてたんだなぁ」と思いました。
友人に「最近よく捨てよるけど、もう部屋に何も残ってないんじゃない?」と聞かれました。
安心してください。
まだ物で溢れています。
むしろ心配してください。
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