五十崎は手すき和紙で有名ですよね。
その五十崎に、金属箔を使った装飾を提案・販売している会社があります。
その装飾を「ギルディング」と呼ぶそうです。
今回西条市のお家を設計してくださった女性建築家さんのアイディアで、和室の襖に金属箔を貼る事になりました。
お施主様に「せっかくだから一緒に貼りましょう」とお誘いいただき、
RESTスタッフも貼らせていただく事になりました。
名付けて「ギルディング大会」!
貼らない部分は、ビニールで養生しておきます。今回は西条市のゴミ袋を使いました。
(↑今日一番いらない情報)
糊を塗るだけの作業ですが、最初は緊張感いっぱいです。
お客様の大切な襖だから、絶対に汚れてはいけない…!
塗りすぎたらいけない…!
ドキドキです。
数分置き、完全に乾いてから次の工程に進みます。
手で持った感じはアルミホイルを柔らかくしたような感じ。
とっても軽いです。
金属の錆びた色合いの部分があったりして、素敵です。
一枚ずつ貼っていくのですが、この作業がやはりとても緊張します。
そのまま出来栄えに繋がるから…。
でもだんだんと慣れてきて、
ついには「ギルディング職人になりたい」なんて言い出しました。(私が)
ひたすら没頭できて、楽しいです。
一面貼り終わりました。
完成してみると、「おっ!結構良いかも」な仕上がりに。
実際に押し入れにはめ込まれると、それはもうプロによる作品としか思えません。
ちょっとシワが入ったり、破れてしまった場所も
「あえて」としか思えません。
むしろシワや破れがあり方が良いようにも感じる、不思議な金属箔。
金属箔を貼るのは地道な作業ではありますが、
とても楽しくて、仕上がりがカッコいいので、とても良い材料に出会えたと思います。
アイディアを出してくださった女性建築家さん、
一緒に貼らせてくださったお施主様、
ありがとうございました。
もし、同じ装飾をやってみたいという方がいたら、RESTにご連絡ください。
このお家の他の写真は当社HP内のこのページを見てください→ここ
女性建築家さんのHP→saw design office
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