一般的な例をお話しします。
今治市に住むAさんは家を建てたいと思い、良い土地が見つかりました。
住宅会社でプランを作ってもらい、総額がわかりました。
建物2000万円
諸費用300万円
土地代金700万円
合計3000万円
貯金があったので、自己資金は200万円出し、2800万円を借り入れする事にしました。
住宅ローンはいつお金が出て、いつから支払いが始まるの?
自己資金は、いつどのタイミングで出すの?
この2つの質問にお答えするには、全体の流れを知っていただく必要があります。
色分けしてお答えしてみます。
建築予定地が決まる
↓
住宅ローンの事前審査
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事前審査の結果が出る(2日~一週間程度)
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土地の契約(自己資金で手付金70万円を支払い)
※手付金は土地代金の5%~10%になる事が多いです。
建物の契約(自己資金で契約金100万円を支払い)
※契約金は住宅会社によって様々です。自己資金が全くないというお客様もいるので、その場合は相談してみてください。
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住宅ローンの本申し込み(本審査と呼ぶこともあります)
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本申し込みの結果が出る(一週間程度)
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住宅ローンの契約(金消契約)
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住宅ローンから土地代金の支払い
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着工
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住宅ローンから着工金の支払い
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住宅ローンから完成金の支払い(残りを自己資金で支払い)
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完成、引渡し
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完成した翌月から住宅ローンの返済開始
一般的にはこのような流れで進んでいきます。
・今回は書きませんでしたが、実際には登記代や金融機関の手数料などもかかります。それらの費用は諸費用の300万円に含まれています。住宅ローンから支払う事も出来ますし、自己資金から支払う事も出来ます。
・建築中に追加があった場合、完成金の支払いの時に追加分も支払います。
・住宅ローンの返済については、家賃と重なるとしんどいので完成した後から支払い始める方が多いです。この期間を「据え置き期間」と呼びます。少しでも早く支払いを始めたい方は据え置き期間無しで建築中も支払う方もいます。
据え置き期間に、金利分だけは支払う必要があります。金額によりますが、1,2万円ぐらいでしょう。
全体の流れはわかりましたか?
次回は事前審査や本申し込みについてお話しします。
ご質問はいつでもREST HOMEにご連絡ください。
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