JAPANTEXはウィンドートリートメント(カーテン等)、フロアカバリング(カーペット等)、ウォールカバリング(壁紙等)などのインテリアファブリックスを中心に新製品の発表の場として、ライフスタイル・インテリアスタイルの提案や、最新のトレンドを発信する、歴史あるインテリアの展示会です。
第36回のテーマは「進化するインテリアデコレーションの出会いと発見」
開催期間は2017年11月15日(水)~17日(金)でした。
私が東京ビッグサイトに行ったのはもう5回目ぐらいでしょうか。
東京ビッグサイトはビッグな展示場ですよ。
アイテム愛媛を思いっきり大きくした感じです。
聞いたことのないメーカーさんが数多く出店している中、
(知らないメーカーさんと出会うのがこの見本市に行く目的です。)この可愛いタイルは知っているメーカーでした。
皆さんご存知LIXILです。
うろこのように重なっているように見えますが、近くで見ると重なっていない。可愛いタイルです。
インテリア業界のプロたちがコンセプトに合わせて窓周りの空間を創り上げているブースです。新しい技術やアイディアが盛り込まれていました。
例えばカーテンレールを隠す「バランス」と呼ばれる装飾があります。
無くても良いけど、付ける事でゴージャスな感じを演出できます。
これらの展示品はコンセプトに合わせて形・配置を全て特注しているんです。
私もインテリアコーディネーターの一人として仕事をしているので、来年はバランスを特注したいです。
気になったテーマはノスタルジック
おじい様・おばあ様の家の応接間をイメージして作られてたブースです。
昔の家には応接間がありましたよね。私の祖父母の家にも応接間があって、「誰が飲むんやろう」というようなブランデーやウィスキーが飾ってありました。その空間で遊ぶ事の非日常感。
あぁノスタルジック。
インテリアを細かく見てみると、カーテンの左右を違う布にする勇気。保守的な私は見習うべきだと思いました。
左側はシアーカーテンを立体に見せています。すごい技術です。
きっと縫製屋さん泣かせのオーダーだと思いますよ。
右側は花柄の生地にフリンジ(端のフリフリ)が付いていてこれだけでも高級感があります。
全体を見た時、様々なポイントにこの茶色を使う事により、複数の色を使っても統一感のある空間にまとまるんだと思いました。
クッションもこんな風に特注で作る事が出来ます。
色味が良い!
フリンジの使い方も可愛い!
素敵です。
すみません、ノスタルジックブースについて共感する事が多かったのでつい語りすぎました。
人工大理石は普通、大理石調にするじゃないですか。そこをあえて木目調にしたキッチンの天板です。
キャビネットの扉とオソロイにすることが出来ます。
「寒い日はこたつでご飯を食べた~い」と思いますよね。
でもこたつ布団が汚れたりする事を考えると気が乗りません。
この商品はこたつ布団が要らないこたつです。
こたつは空気を温める事により暖をとる構造なので温めた空気が逃げないように布団で覆う必要がありますが、この商品は輻射式加熱方式なので、太陽熱と同じで、光が当たった瞬間からポカポカします。
こちらは「よし与工房」というアイアン製品を扱う会社のブース。
よし与だから「444」というロゴなんです。
このシンプルさが好きです。
「東リ」ではアンパンマンとのコラボ商品があります。
カーテン選びの時にも皆さんが必ず「これ良いね」とおっしゃるアンパンマンカーテンだけでなく、カーペットも発売されました。
いかがでしょうか?(笑)
全国に営業所があるメーカーだけでなく、例えば東北でこじんまりと経営しているメーカーと出会えたりします。普通に仕事をしていたら出会う事がないですからね。
プロの作品を見ると、自分では思いつかないようなアイディアに出会えます。
とっても楽しい展示会でした。
帰って社長に報告と提案をしました。
「来年からはこういう物を取り入れて、こんな仕事をしていきたいです」と。
社長が乗ってくれた案もあり、ますますこれからの仕事が広く深くなっていきそうです。
それから、せっかく東京に行ったので、翌日は東京らしい過ごし方をしましたよ♪
その話は次回のブログで。
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