料理をしながらニュースを観たり、お子様を見守ったり、合間に洗濯をしたりと、効率よく楽しく生活できますね。
タイルを貼る時の事。
タイル職人さんにとって、正方形のタイルを端から順番に並べるタイルだと悩まなくて済むのだけれど、私はドSなんでしょうね~。
簡単なタイルを選ぶ事は少ないです(笑)
「出来んよ~」「難しいんよ~」と言われまくりました。
しかし、タイル職人さんに限らずいろいろな職人さんがよく言う「出来ん」は「難しくて普通は出来んけど俺ならできる、任せとけ」だと思っているので、今回も頑張っていただきました。
3種類のサイズのタイルを、不規則に見えて実は規則的な並びになっている配置にしたかったんです。
その並びについては、私石丸が表を作って職人さんに解説しました。実態に届いたタイルは石で出来ているので形がいびつで、さらに複雑な計算をする事になりましたが、みんなの協力により出無事来上がりました。
玄関ドアは落ち着いたデザインの物を選びました。ドアを閉めていても光が差し込みます。
素材は木に見えますが本物の木じゃないんです。
外部なので、雨風にも強い素材のドアにしました。
おもちゃやお子様の着替えを収納する事ができるスペースです。
「このスペースのおかげでリビングがスッキリ片付きます」とお施主様。
壁の色はお子様に選んでいただきました。
自分で選んだ色や物を取り入れられているお家は思い入れも強く、お家が大好きになるんじゃないかな。
収納棚にはハンガーパイプを付けているので、幼稚園の制服をかけておく事が出来ます。
このキッズスペースはお子様が大きくなるにつれ、ランドセル置き、部活動の道具置き…と生活の変化に対応してくれるのでしょう。
「階段をリビングの中にするか、リビングを通らない場所にするか」
これはどのお家でも迷う事なんです。
リビングを通らない場所に階段を配置したので、窓を開けると階段に行く前のお子様の姿を見られるようにしました。
間取りを作りながら、必要な収納量がだんだん見えてきました。
でも、ただ部屋を広くとれば良いという事ではありませんね。
取り出しやすく、片付けやすい収納の形を一緒に考えたんです。
むしろ、無垢にしない理由が見つかりません。
時を経るとともに無垢の木はその木肌の色合いを深めていき、深い味わいを増してきます。
木は、肌に伝わるぬくもりや調湿作用によって、生活を快適にしてくれます。
「神は細部に宿る」
有名な建築家ミース・ファン・デル・ローエが好んで使った言葉です。
目立たない細かい部分までも手を抜かず、妥協せずに配慮して作られてものこそ美しいという意味だと捉えています。
「細かい部分」というのは、時にお施主様でさえも気づかない部分だったりします。「なんとなくオシャレだな」と思う物には、必ず「理由」があり、それはこっそり建築家が取り入れたりしているのです。
「こんなに良い家に自分たちが住んで良いんでしょうか」
と言われました。
もちろん良いんです(笑)
家に帰ると木の良い香りが迎えてくれて、幸せを実感しているそうです。
マンションではお子様がはしゃぐのを必死で制止していたそうですが、防音効果の高いこのお家は、どんなにはしゃいでもニッコリ笑えて優しいお母さんでいられるそうです。
こだわりがたくさん詰まった素敵なお家だという事が伝わりましたか?
このお家の過去のブログもぜひ読んでください。
4.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(1)
5.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(2)
6.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(3)
7.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(4)
9.オープンなキッチンを楽しむ自然素材の家が完成しました ←今ここ
HPの「実例」にも載せています(完成写真多めです)
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