外壁にはまずモイスを張ります。
モイスという材料をご存知でしょうか。ほとんどの方は聞いたことが無いでしょう。しかし建築業界では有名な材料です。
同業者さんが見ると「おっ!良いの使ってるね」と声をかけられるほどです。
・壁倍率が上がる(地震に強くなる)
・抜群の耐火性(煙や有毒ガスの発生もない)
・壁内部に結露が起こらない
・シロアリ・シックハウスと無縁
・優れた気密性・省エネ性・遮音性を持つ
ね、すごい材料でしょう♪
モイスの施工が終わったら、タイベックというシートを貼ります。
・透湿性
無数に存在する繊維の隙間から湿気が抜けていくため、結露を防ぎ、木材や断熱材の乾燥状態を保ちます。
・防水性
湿気は通しても水を通しません。また、長期にわたり、外部からの雨水の浸入を許しません。
・強度
軽くて、強く、施工中の多少の引っ掻きや引っ張りにも耐える強度があります。
内部は大工さんが天井の下地を組んでいる途中です。
壁は30cmごとに下地板を入れています。
昔から多くの住宅で下地が30cmごとに入っています。
下地が入っている場所に棚や手すりをつけます。例えば75cmの高さに手すりをつけたい場合は、その高さのところに下地を入れておきます。
下地が入っているかどうか調べる道具もあるので、完成後にどこに下地が入っているか知りたい場合は、簡単に調べる事ができますよ。
建築現場を初めて見た時、何を見て良いのか、どうやって見るのかが全然わかりませんでした。
何度も見るうちに、どのようなポイントを見るべきかがわかってきました。
建築現場に興味が無い方にも少しでも興味を持っていただき、
これから愛媛県で建築予定の方に、
良い現場とそうでない現場の見分け方もお伝えしたいと考えています。
このお家が完成するまでのブログをまとめました。
4.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(1)
5.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(2)←今ここ
6.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(3)
7.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(4)
HPの「実例」にも載せています(完成写真多めです)
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