クリスマス前の、少しクリエイティブな気分のある日、ブッシュドノエルを作ることを思い立ちました。
(注:この写真はお手本です)
ブッシュドノエル。
正確には「ビュッシュ・ド・ノエル」。
正確な発音をするには口内炎が痛すぎる為、今日はブッシュドノエルと言います。
ブッシュドノエルはフランス語で、「ブッシュ」は木・丸太、「ノエル」はクリスマスという意味。つまり「クリスマスの丸太」ということでしょう。
ロールケーキの表面をココアクリームでコーティングして、そこにフォークで樹皮のような模様を描きます。
デコレーションの方法は自由度が高く、比較的簡単に挑戦できる家庭用ケーキです。
ところで、クリスマスになぜ丸太(薪)なのかというのは諸説あるそうですが、調べていて私が一番気に入った説をご紹介します。
〈なぜ丸太(薪)の形なのか〉
貧しい青年が恋人へクリスマスプレゼントを買うことができず、温かく過ごしてもらいたい為に薪を送ったというエピソードから作られたという説があります。
プロの友達にポイントを教えてもらいながら作りました。
1.緑か赤の服を着る。
クリスマスらしい服を着ることで、気分が高まります。どれだけ探しても赤い服を見つけることが出来ず、緑の服にしました。
2.ロールケーキの生地を作る。
オーブンの天板を使ってロールケーキの生地を作ります。
端のほうまで丁寧に均等な厚みになるようにします。
天板に凹凸があると綺麗な生地が出来ないので要注意。
3.生地が焼けたら出来るだけ冷ます。
しっかり冷ますと、この後クリームを塗っても溶けにくくなります。
4.生地の上にクリームを塗る。
綺麗に均等になるように。端の方までしっかり塗ります。
5.巻いていく。
理想は「の」の字になるように。
私はバナナを入れたので、「の」にはなりませんでした。バナナを入れるなら、まっすぐな部分を使います。
巻く時のポイント
・ためらわず、一気に巻く。
・中に隙間ができないようにする。
6.外側にココアクリームを塗る。
ずっといじっていたらいつか綺麗な表面が出来ます。
温かい部屋だとクリームが溶けてしまうので要注意。
(注:私は10分ぐらいいじっていました)
手前側はとても難しいけど、利き手で塗るそうです。
右の写真のように手の向きを変えるのが良いそうです。
7.端の5分の1を切り、上に乗せる。
ほぼ完成です。
今回はフォークの線ではなく、パレットナイフ(ケーキにクリームを塗る道具)で樹皮のような模様を作りました。
8.デコレーションは子供たちにお任せ
子供たち、嬉しそうにイチゴやサンタを思い思いに配置していました。
たったこれだけのことでも、「一緒に作った」と思ってくれるのではないでしょうか。
完成。
時間が足りず、生地を冷やしきることが出来ませんでしたが、とっても美味しいブッシュドノエルが出来上がりました。
ケーキ作りは材料費がかかるから、「絶対に失敗したくない」と思いますよね。
でも今回作ってみて、よっぽどのことがないと失敗はしないんだとわかりました。
そして、シンプルなケーキほど失敗が目立ちますが、このケーキはいくらでもごまかせるというのがわかりました。
皆さんもぜひ挑戦してみてください。
メリークリスマス!
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