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一級建築士が考える「太陽光パネルを載せたいかどうか」【前編】

太陽光発電について考えていることをまとめました。

太陽光発電は実際どう?

石丸の顔

今治市にある女性建築士の会社レストホームです。

さて今日は「自分だったら太陽光パネル載せるかどうか」について、現在考えていることをお話ししたいと思います。

 

太陽光パネルが良いと思う理由はこれ!

【理由①電気代が値上がりしている】

うちの家計についてお話しするときが来ましたね。

うちは夫婦で財布を分けています。

夫の収入も、お小遣いも把握しておらず、逆に私の収入も伝えていません。

毎月決まった金額を生活費として夫からは受け取っています。

だから電気代等光熱費が安く済めば、私の利益となります。

(すぐ仕事っぽい言い方になる悪いクセ)

という訳で、常に節約・節電したいと思って生きています。

どんどん電気代が値上がりする中で、

太陽光発電によって、電気代が少しでも節約になれば嬉しいです。

 

【理由②災害時・停電時でも電気が使える】

数日に渡る停電をまだ経験してことがありません。

この記事を作るにあたり、過去の震災でどれぐらいの期間停電になったのか調べてみました。

東日本大震災の時は原発にダメージがあった為、停電の期間は最大3ヶ月間もあったそうです。

一般的な地震では3日以内に電気が復旧することが多いようです。

今、子育て真っ只中なので、やはり電気がないと困ります。

スマホの充電・真夏ならクーラー・電子レンジ・冷蔵庫あたりは欠かせない存在です。

※ちなみに、夜電気を使いたい場合は蓄電池が必要です。

太陽光パネルで発電した電気は、蓄電池がないと発電している時しか使えません。

それはつまり晴れた日の日中のみということですね。

 

【理由③家を建てる時、補助金が貰える】

建材費が上がり続けている為、補助金の存在は大きいです。

今存在している補助金の多くはZEH(ゼロエネルギー住宅)にすることが条件となっています。

ZEHは「家で使う電気」以上に「家で電気を作る」必要があるので、

太陽光発電は必須ということです。

 

 

太陽光パネルの悩ましい理由はこれ!

【悩ましい理由①売電収入は少ない】

2023年の売電価格は10kwh未満の場合(おそらく一般家庭は10kwh未満となるでしょう)、

16円/kwhです。

(ご存知の方も多いと思いますが、売電価格は年々下がってきていて、

10年間は固定の単価で電気を買い取ってくれます。)

16円ですと言われても、ピンと来ませんよね。

ですので、一般的な数字でお話します。

平均の太陽光パネルの容量は4.5kwです。

概算で年間約7万円分収入があります。

(※発電量の15%は自宅で使い、余剰電力の85%を売電したとします)

一般的によく言われる「10年で元が取れます」は無いと思います。

そして、太陽光パネルの埃汚れや鳥のフン、劣化等で、年々発電効率は減ります。

し・か・も、10年以降は固定の単価で買い取ってくれる契約も終了し、単価は7円/kwhとなります。

かなり売電収入が減ってしまいます。

 

 

【悩ましい理由②買って終わりじゃない。メンテナンスが必要】

一般的には10年間のメーカー保証がついています。

火災保険に加入する時に、太陽光パネルも補償対象となるようなので、水害等には対応してもらえそうです。

保険や保証等でカバーできない物としては、10〜15年後に必要となるパワーコンディショナーの修理・交換は約10〜40万円かかります。

 

【悩ましい理由③物にはいつか寿命は来る。処分はどうする?】

太陽光発電システムで、パネルの寿命は25〜30年と言われています。

その時、載せぱなしでも問題はないと思いますが、

いつかは処分する時が来ます。

その費用は40〜50万円程度と言われています。

(まだ処分する人が少ないため、あまり正確な金額は出ていません)

次回、結論を出します

長くなりましたので、

次回に続きます!

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