理想の体温は36.5~37度とされています。
この体温が、体内の酵素が元気に活動できる最適の温度とされています。
前回は食事で出来る方法をご紹介しました。
今回は体を動かす方法をご紹介します。
体温を上げるためには、血液の流れだけでなく、リンパの流れを良くすることが重要です。
リンパが流れにくくなっていると、体に老廃物や毒素がたまりやすくなって代謝が落ち、体温が低くなってしまいます。そこで、リンパマッサージをしてリンパの流れを良くすると、老廃物がしっかりと排出され、代謝が上がって体温が上がります。
体が固くなると筋肉が硬直してしまい、血液の流れが悪くなります。
固い体を柔らかくするためには、ストレッチが効果的です。とくにアキレス腱から膝裏、太ももの裏側までや、股関節を柔らかくすると、血液の流れが良くなりおすすめです。
足裏には末梢神経の集合体である反射区が集まっています。ご存知のとおり、足裏は全身の器官に通じていると言われています。
そんな足裏をマッサージすることで、全身の器官を活発にすることができます。
下半身の筋肉は、体の中でも大きな筋肉が集まっています。
大きな筋肉を鍛えて大きくすることで代謝量が上がります。
また、下半身の筋肉は、重力で下がってきて足にたまった血液を上半身へ送り返す役割があります。
下半身の筋肉を鍛えることで血液を上半身に送り返しやすくなり、全身の血流がアップして体温を上げることができます。
私たちはストレスを感じると呼吸が浅くなってしまい、体温が下がってしまいます。
そこで、浅くなった呼吸を改善するために、ストレスを感じた時は深呼吸をするようにしましょう。深呼吸をするだけでも気持ちが落ち着き、血行が良くなって下がった体温を上げることができますよ。
一度に全てする必要はありません。
何より大切なのは続けること。
一度にがんばりすぎると長続きしないので、無理せずあなたの生活にあった方法で、できる範囲で挑戦してみてください。
■あわせて読みたい
脱不健康生活!体温を上げて健康になる〈2〉体を動かす編 ←今ここ
一番上へ戻る
一番上へ戻る