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無垢の床は傷がつきやすい?建築会社が話さない、本当の事をお伝えします。

無垢の床は、年々味が出て、しかも温もりがあって、高級感もあります。

合板フローリングのように冬場ヒヤッとした感じもしないし、夏場はベタつきません。

無垢フローリングの上を素足で歩いた際の肌触りや踏み心地は、私たちの生活に安らぎと心地よさを提供してくれます。

赤ちゃんは、ずっと床に近いところで呼吸しています。ハイハイするときは直接触れ、舐めてしまうこともあるでしょう。

赤ちゃんは大人より身体が小さい分、良い影響も悪い影響も受けやすく、だからこそ身体に良い材料を使っていただいきたいと思います。

建築会社が嫌がることも

一方、無垢材をオススメしない建築会社もあります。無垢材を使うと、建築会社は原価が上がり、利益が減ってしまったり、施工方法や材料の質が悪ければ建築会社の管理が必要になってしまいます。

無垢材を諦める方は建築会社から、

・価格が高い
・メンテナンスが大変
ということを聞かされ、説得され、
結果、納得したことにするケースが多いように思います。

その2点について説明したいと思います。

「無垢は高いしメンテナンスが大変」って本当?

本当に無垢材は、手が届かないほど高額なものなのでしょうか?手に負えないほど、メンテナンスが大変なのでしょうか?

 

価格について

価格は合板フローリングよりは高いです。その差額は無垢材の種類によって様々です。

無垢材の種類によっては、差額があまり無い材料もあり、無垢材を諦めていたお客様に驚かれます。

メンテナンスについて

今まで実際に多くの無垢フローリングをご提案して施工してきましたが、実感としてはむしろ無垢フローリングの方がメンテナンスが簡単だと思うことです。

まず合板フローリングのように夏場、床がベタベタすることもなく、表面が剥がれてくることもありません。

当然5年、10年で張替える必要もありません。

日ごろ、ワックスがけは必要ありませんし、お客様自身が特別なにかお手入れをする必要もないです。

反ったり割れたりしないか心配、というお声もあります。

無垢の木は伐採後そのまま放置しておけば、反りや割れといった形状の変化が発生します。原因としては、木材内部に含まれた水分が時間をかけ乾燥を経て安定する過程で発生します。

無垢の床材の製造工程では、乾燥釜による強制乾燥を施し12%~15%程度(工場出荷段階)まで含水率を落として製造されますが、鉄やプラスチックのように均一化することはできません。とは言っても、近年では乾燥技術の発達と加工技術、検品精度の向上に伴い割れや極端に曲がった商品は少なくなっています。

しっかり乾燥させて製材加工している物を選べば、それほど反りや割れは起こりません。

最後にこれだけは言いたい

もし、無垢材を使うなら、無垢材の扱いに慣れていない建築会社に依頼しないでください。

施工後に反りや割れが発生する可能性もあります。現場での施工の際には、熟練した施工者の技術と無垢の木の特性を理解した施工が必要です。無垢フローリングは熟練した施工者の技術と無垢の木の特性を理解した施工が組み合わさって初めて床材としての機能や魅力を発揮できます。

そして、本当に良い材料を使用してください。

あなたのお家づくりが成功しますように。

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