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徹底解説!電球色?昼白色?結局、どっちが良いの?

照明の光の種類には電球色(オレンジ色の光)と昼白色(白色の光)があります。選び方...

光は体内リズムを整えてくれる

光と人の関係

人が起きて眠りにつくまで、光無しでは生きていけません。

人は太陽の白い光の下では活動的になり、夕日の色を見てだんだん眠くなってきます。人はこの光の色で体内時計がコントロールされ、健康的な生活を送る事が出来ます。

 

老人ホームでもあかりコントロールを重視されているワケ

正しい時間帯に正しい光を浴びないと、睡眠不足になってしまいます。

睡眠不足により、体内リズムの変調、睡眠不良は夜間の徘徊に繋がったり、アルツハイマー型認知症の原因になるとも言われています。

 

家庭で出来るあかりコントロール

光の種類と、光を浴びるタイミングがとても重要だという事がおわかりいただけたと思います。

「ウチでも正しいあかりの種類にしたい」

という方の為に、詳しく説明してきますね。

難しいルールは無いので、ぜひ覚えてください。

光の種類は大きく分けて2つ

朝の光(白い光)

朝、太陽の青白い光を浴びると体内時計がリセットされます。

夕方から夜間にかけて睡眠を促すメラトニンが多く分泌され、良質な睡眠が得られます。

しかし、夕方から夜に白い光の下で生活するとこのメラトニンの分泌が抑制されてしまい、深い眠りにつくことが難しくなってしまいます。

夕方の光(電球色)

夕日のオレンジ色(電球色)はメラトニンの分泌を抑制しません。

だから、この光をどの時間にどれだけ浴びても問題ありません。

光の選び方

先ほどお伝えしたとおり、オレンジ色の光(電球色)はメラトニンを抑制する作用はありません。

外から光が入るリビングや室内、外に出ることのできる方には昼光色、昼白色の照明は必要なく、家の中の全ての照明をオレンジ色の光(電球色)に変えることで体内時計が正常に働きます。

しかし室内を全てオレンジ色の光にしてしまうと、暗く感じて生活に支障が出てしまいますよね。

どのような場所でどの色味を使うのが良いか、照明の種類と共に説明します。

昼光色

寒色系の青っぽい光です。

勉強などの読み書きや、裁縫などの細かい作業をするスペースに向いています。

 

オススメの場所:子ども部屋、作業デスク

 

 

昼白色

中間色の白っぽい光です。

外の明かりに近い色なので、洋服を選んだりメイクをする場所に向いています。

 

オススメの場所:洗面所

 

電球色

暖色系のオレンジっぽい光です。

リラックスしたい場所に向いています。また、料理も美味しく見える色なので、食卓の明かりにも向いています。

 

オススメの場所:寝室、リビングやダイニングの間接照明

温白色

業界で最近少しずつ聞くようになってきた新しい色味です。

電球色と昼白色の間ぐらいの色で、どちらにするか選べなかった人にオススメ。

白色よりはやや自然な色合いとなっていますが、電球色よりはやや明るい色と感じます。

 

オススメの場所:リビング・ダイニング・キッチン・寝室

※電球色がくつろぎのイメージだとしたら、温白色はだんらんのイメージです。お好きな方を選んでください♪

いろいろお伝えしましたが

1台で昼白色・温白色・電球色を切り替える事ができる便利な照明器具もありますので、迷ったらこの手の器具を選ぶのも良いですね。

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