金沢観光と言えばここ!というぐらいみんなが行く金沢21世紀美術館。
行ってみて話題になる理由がわかった気がします。
託児ルームがあるので大人だけでゆっくり見てまわるも良し、子供たちと一緒に見て回るのも良し。
子供用の作品制作ブースもあるので、全力で楽しむ事が出来そうです。
小さい頃から、美術館が身近な存在にあると良いですね。
「美術館巡りが趣味」という人が一定数います。
なんて高尚な趣味なんだろうと思います。
いつか、言ってみたいものです。
どうしても美術館に対するイメージは「作品を見てもたぶん理解できないだろうな」という感じ。
そんな美術館初心者の私でも楽しめるような工夫がたくさんありました。
見るだけでなく、実際に体験してみる事が出来ます。
体験してみるというのは、純粋に楽しいです。
無料だと、
つまり、誰でも気軽に行けるんですね。
生活の一部に美術館があるって素晴らしい事だと思います。
今回私たちは有料のエリアも見学しましたが、近所に住んでいたら、珈琲を飲みながら無料のエリアをウロウロするだろうなぁと思いました。
ウロウロしながら、「自分だったらこんな作品を展示したいなぁ」とか、依頼されていない仕事を想像して、半日ぐらいあっという間に過ぎそうな気がします。
作品をザっと紹介!正確なタイトルはわからないので私が名付けています。
【色が重なる壁】
見る場所によって、壁の色が違います。
「何色と何色を合わせると何色が生れる」というのを、実際に見れる場所。
小学生の頃、図工の時間に絵の具を使っていて、「無い色は作りましょう」と言われた時、衝撃を受けた事を思い出しました。
「え!!!紫って作れるの?」と。
【意味がありそうな壁】
【浮かんで見えるエレベーター】
エレベーターの箱の上に、ワイヤーとかが何も無いんです。
下の部分で持ち上げる作りなんでしょうが、
浮いて見えるんです。不思議なエレベーターです。
動いている様子をyoutubeで見つけたので、見てみてください♪
【ジャングルの道】
植物の管理が大変そうです。
でもだからこそ素敵です。
【労働するウサギの中の人】
うさぎの着ぐるみ中には人が入っていて「対価と引き換えに、その場にじっとしている」という労働をしているそうです。
と見せかけて、本当は中の人はいません。
…という美術館を訪れる人をだますアートです。
【誰に繋がるかわからない電話】
これが、敷地内のいろんな所に繋がっています。
離れているのに、電話のように会話が出来るのです。
どことどこが繋がっているかわかりません。
私たちは、繋がっている場所を見つけるまで走り回りました。(無事見つけて、ジェスチャーでマルを作りました)
【家のパースと棒グラフ】
左側が家のパース。
右側が棒グラフ。
住宅の増加とともに、失っていく何かを表している。という内容だったと思います。
【何の部屋だろう?と思ったら外だった、の部屋】
「次は何の部屋かな?」と入ってみると、
天井が開いていて、実は外でした。
この部分に屋根が無いそうで、雨の日は床がびしょ濡れの状態らしいです。
(つまり、外。)
時間帯によって変わる空をいつまでも眺めていたくなるブースです。
歩き疲れて休憩。
昔ながらの風情ある街並みが残っています。着物で歩いても乙ですね。
石川ちゃんが言うには、この周辺のエリアは外観条例が厳しいそうです。
壁や屋根の色に、制限があるんです。
建築女子としては、泣かされる事も助けられる事もあると思います。
例えば、「この家にはこの壁の色を使いたいな~」と思っても、条例でアウトだったり。
逆に街並みが揃うと、とても美しいです。だから建てた家も、さらに美しさが際立つ事もあります。
どちらかと言うと泣かされる事の方が多いようですが、統一された街並みがあるのはとても羨ましいです。
金箔を乗せるだけで100円プラスですが、もちろん乗せてもらいます。
金沢旅をしていて、あらゆる食べ物に金箔が使われていて、見た目が華やかで写真映えするし、豪華な感じがして良いなぁと思いました。
味がしないから、いろいろな物に使われているそうです。
金沢の魅力が伝わったでしょうか。
次回は旅館編で完結です。
お楽しみに♪
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