以前のブログでもホーローについてご紹介しましたが、今日はさらに詳しくお伝えします。
タカラスタンダードのアドバイザーさんに実験していただきながら、お話を聞きました。
ホーローは三千年以上前から使われてきた素材で、日本に伝来したのは飛鳥時代。
江戸時代には高貴な人々の装飾品として使用されてきました。
850℃の炉の中で熱し、金属とガラスという異なる特性がひとつになってホーローが生れます。高熱の洗礼を受けているから、熱への強さも抜群。火を扱うキッチンにも最適な素材です。
汚れはサッと拭き取るだけ。とは言っても、他の素材と比較しないとわかりませんね。
そこで、どれぐらい汚れの落ちやすさが違うか、一般的なパネルと、ホーローパネルとを比較していただきました。
左が一般的なパネル。
右がホーローパネル。
油性マジックを皮脂汚れに見立てています。
水を吹きかけました。
右のホーローパネルは水だけで汚れが落ち始めていますが、
左の一般的なパネルは汚れが落ちる気配はありません。
皆さんも日常生活で実感されていると思いますが、お風呂の汚れがこすらず落ちるなんて事はなかなかありませんよね。
ブラシでこすると、その差は一目瞭然。
最終的に、こうなります。
ホーローパネルは汚れが落ちやすいんです。
ホーローパネルは時間が経った汚れも、簡単に落とせます。
表面がガラス質なのでキッチンのしつこい油汚れや調味料のシミ、カビなど、やっかいな汚れも染み込んでいきません。
だからラクに汚れが落とせるのです。
いつまでも清潔に使えますね。
ホーローにも良いホーローとそうでないホーローがあります。
タカラのホーローは良いホーローです。
どんな物が良いホーローかというと、ベースになる金属と表面のガラス質との密着率が高い物ほど良いホーローと言われています。
密着度が高く、表面硬度が高いタカラのホーロー は1kgの鉄の球を1mの高さから落としても表面が剥離することがなく、ゴシゴシ磨いても美しいままです。
ホーローについて、詳しくなりましたね。
今後も、いろいろな素材について詳しくご説明していきたいと思っています。
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