家を建てるとき、骨組ができあがって、最後にその上に棟木(むなぎ)を上げることで、建前とも呼びます。
「本音」と「建て前」という語源は建築の建前から来ているのです。
このような話があります。
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とても悲しい話ですね。
この話は今でも言い伝えられていて、上棟式には女性は上がってはいけないと言われています。
そういう昔話も知った上で、棟上げスタート!
8:00 社長挨拶
8:05 乾杯
たくさんの大工さんが集まってくれました。
8:10 柱立て
お施主様に最初の1本を立てていただきます。
綺麗に入り、記念撮影。
30分ほどで1階部分の柱が全て立ちます。
この時点で、「今日、午前中には終わるんじゃないの?」と誰もが思います。
しかし、実際にはそんなことはありません。
柱が終わると、横架材(横向きの部材)を組んでいきます。
10cm程度の木材の上に立って作業していますが、熟練の職人さんだから出来る事です。
私だったら、何か持たないと立つことも出来ません。
9:00 棟木に手形を押す
職人さんが頑張っている間、お施主様とこのような事をしています。
棟木というこのお家の一番高い部分に入る部材に、ご家族全員分の手形を押していきました。
その後、このクレーンで吊り上げました。
10:00 職人さんは休憩
1階部分はほぼ出来上がり、2階の作業に入ったところです。
順調に作業は進んでいきます。
いつも優しい棟梁も、この日だけは笑い無しで真剣モードです。
それにしても…ヘルメットに地下足袋って何でかっこよく見えるんでしょうね。
12:00 昼休憩
豪華なお弁当をいただきました。
これで午後からも頑張れますね♪♪♪
13:00 作業再開
棟木が入り、もう作業を終えても良い状態になりました。
せっかくたくさんの人数が集まってくれているので、出来る所までやります。
15:00 休憩
お菓子やパンを食べて一休み。
16:00 作業終了
屋根の所に防水シートを貼って終了です。
17:00 上棟式
男性だけ2階に上がって式をします。
17:30 長い一日が終了
お家の前で記念撮影をしました。
お家は突然の雨でも大丈夫なようにグルっとブルーシートを張っておきました。
振り返ってみると、降水確率30%の予報も吹き飛ばし、ずっと晴れたままの一日でした。「花冷え」という言葉がピッタリの少し肌寒い一日でしたが、職人さんは作業しやすかったようです。
棟上げは着工から完成までで一番思い出に残る日なのではないでしょうか。
中には緊張して眠れないお客様もいらっしゃいます。
思い出に残る記念すべき日を一緒に過ごせた事、とても嬉しく思います。
これからは現場での打ち合わせが多くなります。
最高のお家の完成に向けて、これからもよろしくお願い致します。
このお家が完成するまでのブログをまとめました。
4.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(1)
5.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(2)
6.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(3)
7.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(4)
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