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国内最大級のインテリア見本市「JAPAN TEX2018」に行ってきました【前編】

今年も見本市の季節がやってまいりました~!国内最大級ですからね、必見です。

JAPAN TEXって何?

JAPANTEXはウィンドートリートメント(カーテン等)、フロアカバリング(カーペット等)、ウォールカバリング(壁紙等)などのインテリアファブリックスを中心に新製品の発表の場として、ライフスタイル・インテリアスタイルの提案や、最新のトレンドを発信する、歴史あるインテリアの展示会です。

開催期間は2018年11月20日~23日でした。

場所:東京ビッグサイト

続々と来場者が入っていきます。

今回は海外(特にアジア圏)からの来場者がとても多いと思いました。

窓の楽園ブース

毎年展示を見ていてわかりました。

このブースは

  • インテリアコーディネーターの斬新なアイディアを提案する場所
  • 縫製屋さんの腕の見せ所

なんです。

 

笑顔があふれるCheerfulダイニング

女の子がいるお家のダイニングのイメージです。

様々なメーカーの生地を組み合わせているのに、統一感があるのはすごいですよね。

生地を選ぶ時、ある程度のメーカーさんの生地の種類が頭に入っているんだと思います。

 

リフレッシュできるマイルーム

色付きのレースのカーテンにこだわったインテリアです。

日中、レースって丸見えですもんね。

ヒダの部分がコップのような形で可愛いです。

こんな縫製の仕方もあるんだなぁと思いました。

 

ところで私の家のレースカーテンはシンプルな真っ白のレースです。

建築士なら素敵なお家に住むべきだし、

カーテン屋ならこだわりを持ったカーテンを付けるべきだと、

自分の課題がどんどん明確になっていきます☆

 

ART&ROCK PARADISE

UKロックを愛する19歳の青年の部屋のイメージです。

「大家さんの趣味室だった部屋を自分らしく改造している」という細かな設定付き。

自分の黒歴史を思い出して心の奥がザワザワしてきます。

ザックザクに切り刻んだカーテン。

19歳らしいですね~。

 

静寂と機能のミックスルーム

マイベストコーディネートだったので、長めに解説させてください。

ジョンレノンへの敬愛の念を仏教や禅の思想で折り込んでいるそう。

単純な感想しか言えませんが「この空間が欲しい!」

「この部屋に住めるなら、いくらまで出せるか」を真剣に考えてしまうほど。

ほどよいバランスで柄が配置されていて、まとまりがあります。

いつも同業者さんの仕事を見ると、少なからず嫉妬心が芽生えるのですが、今回ばかりは嫉妬心はなく、尊敬の一言です。

レースのカーテンがまたカッコいいんですよ。

尊敬というより感謝ですね。

インテリアは、まだ私の知らない可能性があるんだと気づかせてもらいました。

持ち運び可能な置き畳。

サイズ感・色味が良いですね。

もう一回言います。

「この空間が欲しい」

 

画像では伝わりませんが、機能に優れた面があり、カーテンはリモコン操作により、電動で開閉していました。

美大生・芸大生の展示コーナー

テキスタイル(布)の世界の奥深さを知りました。

私も足を踏み入れたいのですが、躊躇中。ちゅうちょちゅう。←言いにくい。

今後のカーテン作りや窓周りのご提案のヒントになりそうな展示でした。

 

 

朝霧を表現したカーテン

学生さんの展示の中で、一番のお気に入りの作品です。

カーテンですよ。

濃いブルーと白のグラデーションです。

実用的ではないかもしれませんが、こんな素敵なカーテン

ひつじの毛を織った布

このモコモコ。

また近々ブログで話そうと思いますが、ざっくり編んだニットのインテリアやファッションの虜になっています。

展示のように、ファブリックパネルとして飾るのが可愛いですね。

インテリアを冬仕様にするなら、このモコモコを取り入れて、素材感で表現するのもアリかと。

 

 

壁面展示できるラグ

これもすごいアイディアですね。

「ラグは床に敷く物」と思い込んでいましたが、確かに本当にお気に入りの物を選んだ時、それを見せるように飾りたい!と思うだろうなぁと。

柄は、自然を表現しているそうです。

 

変化する布

手で出っ張りを多く飛び出させたり、引っ込めたりして、

柄自体を変化させることができます。

「ファブリックパネルやバッグも、その時の気分で変化させてみては?」という作品です。

学生さんが「自分の考え」や「想い」をこのような形で表現していて、若さや情熱を感じました。

まとめ

コーディネーターさんの作品でインテリアの可能性を知り、

学生さんの作品で情熱を思い出しました。

後編は企業ブースをご紹介します。

 

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