IHクッキングヒーターは本当に最強なのか

「オール電化にするなら絶対IHクッキングヒーターでしょう！」と思っているお客様はとても多いです。

CMをはじめとするあらゆる広告は、良い事しか謡いません。

…そりゃあそうなんです。

わざわざ自社の商品のデメリットをCMで流すわけがありません。

知らないまま採用してしまうよりも、メリットもデメリットも知った上で、本当にご自身に合った物を選んでいただきたいと思います。

という訳で今日は、実際ところ、IHクッキングヒーターは本当にメリットだらけなのかどうか、詳しくお伝えします。

IHクッキングヒーターの意外な落とし穴

1.IHでも火災は起こる

この日にお話ししたとおり、IHでも火災は起こります。

↓

IHにも火災の危険があった！安全な調理方法とは…

しかもIHクッキングヒーター自体にも警告が書かれています。

あと、最近インスタグラムで見ていて知ったのですが、IHを清潔に保ちたい方の間で「IHシート」という物が人気なんです。

IHシートとは、IHでもトッププレートが焦げ付いたりるするので、それを防止する為に敷いておく物です。

しかし、IHの警告文の中に、「汚れ防止シートは使わないでください」と書かれてあります。

なぜなら、このシートを敷くと、IHが鍋底の温度を正しく感知できなくなってしまうからです。それこそ火災の原因にも繋がるので、市販のシートは出来るだけ使わない方が良さそうです。

2.IH専用の鍋が必要

中華鍋、土鍋が使えません。

私はこだわり派の部類に入るのか、ご飯はいつも土鍋で炊くし、おばあちゃんにもらった中華鍋を使い続けたいのでIHを使う事はないだろうな…と思います。

3.フライパン返しが出来ない

私はこだわり派の割に料理がそこまで上手くないので、あまりフライパン返しは得意ではないのですが、お料理上手な方にとって、フライパン返しが出来ないのはちょっと物足りないかもしれません。

4.IHは換気扇が汚れにくい。という事は…

これはガスと比べて本当に汚れにくいんです。

ガスは炎の上昇気流があるので、換気扇で確実に吸い込む事が出来ます。

IHは換気扇で吸い込む事が出来ない煙が多くなるだけの事なんです。

だから、「換気扇が汚れにくい」と言えば世の奥様方からは喜ばれるのですが、

実際のところはお部屋中に汚れが分散しているだけです。

5.部屋が暑くならない

夏場のキッチン空間の温度はかなり高くなるので、IHは暑くならないので涼しい顔でお料理出来ます。それは確かにメリットです。

でも冬場も温かくはなりません。

どっちが良いかはあなた次第です。

まとめ

いかがでしたか？

良い所だらけだと思っていたIHクッキングヒーターにも、デメリットがあるのです。

正しい知識であなたに合った最高のお家を建てましょう。