こんな風に出来上がりました。
外壁は全て漆喰です。
バルコニーの素材を変えたり軒天(屋根瓦の下の所)の色を変えたりして、独特の雰囲気を創り出しました。
この時点ではガラスにシールが貼られています。
美装屋さん(プロのお掃除屋さん)が掃除する時に、全て外してくれるのです。
今後目隠しの板塀を作り、リビングが丸見えにならないようにする予定です。
漆喰を全て塗り終えた現場。
見た目はほとんど完成しました。
残りはどんな工事があるか、解説します。
床や棚など、木を使っている部分は全て自然塗料を塗ります。
自然塗料は身体にも優しく、無垢の特徴を損ないません。
塗料はたくさんの種類があり、強い塗料ほど無垢が呼吸できなくなってしまい良さを発揮できないのです。
2つのニッチが可愛らしく迎えてくれます。
お気に入りの雑貨を飾っていただきたいと思います。
「ガラスの種類はお任せしたい」との事だったので、小さいドット入りのガラスと、泡入りガラスの2種類を使用しました。
リビング・ダイニングを一望できるキッチンです。でも手元が隠せるから、散らかっていても大丈夫。
照明器具を付けると完成です♪
キッチン側にニッチを作り、調味料を入れておけるようにしました。
和室は完成しました。
天井の仕上げにもこだわりがあります。
梁を見せずに杉板を張りました。
杉板は色ムラが強く、味があります。
杉板を張っています。しかも節(ふし)がないタイプの杉板です。
…つまり良い素材です。
杉の特徴はとても柔らかいので、足が楽です。ベッドでなく布団を敷いて寝ると気持ち良いと思います。
気持ち良すぎて起きられないでしょうね~。
収納にはかなりこだわっています。
中段も本物の木を使いました。
だから木の香りがいっぱいの心地良い収納部屋なんです。
「収納部屋なのに良い材料を使ってもったいない」と思いません。
収納部屋だからこそ、湿度を調整できたら良いし、消臭効果があれば良いと思います。
棟梁が「旅館のトイレのようだ」と言うぐらい、素敵な仕上がりです。
お施主様もこの時点で大満足の様子です♪
次回はついに完成写真を公開します。
お楽しみに~♪
このお家が完成するまでのブログをまとめました。
4.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(1)
5.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(2)
6.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(3)
7.世代を超えて愛される木造住宅。実際の現場を徹底解説(4)
8.世代を超えて愛される木造住宅。完成前の現場を徹底解説 ←今ここ
HPの「実例」にも載せています(完成写真多めです)
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