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今日はパッシブデザインの話をしよう【対策いろいろ】

声を大にして言いたい「気候が変わった今、気を付けること」

パッシブデザインは全然難しくないから一旦聞いて。

パッシブデザインって、なんか難しそうに聞こえますが、全然難しくないんです。

だから今日はパッシブデザインのことを覚えて欲しいです。

 

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ちょっと難しい説明を先に。

パッシブ・アクティブとは?

パッシブの対義語がアクティブ。

アクティブは「積極的な」という意味があります。

そうそう、余談ですが私「アクティブ」っていう名前のアパートに住んでいた事があります。私らしくて気に入っていました。

それに対してパッシブは、「受動的」「受け身」という意味があります。

アクティブデザインは省エネの為に最新の機械(太陽光パネルや効率の良い設備)をどんどん使うこと。

パッシブデザインは機械に頼らず太陽光や風などの自然エネルギーを利用し、省エネを目指すこと。

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ここからはもっと簡単に説明するので最後まで読んでね~~~!

今日は私の好きなパッシブデザインについて。

要は「自然の力で快適に暮らす」ってことなんです。

 

太陽の動きとか風の通り道とか、そういうのをうま〜く利用して、

  • 夏は日差しをしっかりカットして涼しく
  • 冬はあったかい日差しを取り込んでポカポカ

っていう仕組みを、家の構造そのものでつくるんです。

エアコンに頼りすぎない家を目指します。

南側の窓、油断ならない件

パッシブデザインの代表例といえば、「南側の窓」問題。

夏の太陽は高い位置からやってくるので、

「軒や庇(ひさし)で日差しをバシッと遮ればOK!」ってのが定番の考え方でした。

でも、最近ちょっと話が変わってきてるんです。

夏、のびてます(知ってた?)

体感でも感じてる人、多いと思いますが…

夏、長くなってません?(9月でも普通に暑いよね?)

これ地味に影響が大きくて、

太陽の高さがちょっとずつ変わって、夏でも南から低めの角度で日差しが入ってくる時間が増えてるんです。

つまり、

「南の窓なら庇を付けておけばOK!」って思ってたら、

スルッと日差しが入り込んでくるようになってる。

まさに油断ならない南側。

窓の大きさ・軒の長さ・植栽の位置まで、全部つながってる

太陽の角度に合わせて、

  • 窓の高さや幅
  • 軒をどれくらい出すか
  • どこに木を植えるか

などを考えるのが、パッシブデザインの本領発揮ポイント。

これをうまくハマらせると、ほんとに昼間エアコンつけなくても快適だったりします。

逆にうまくいかないと、「冬の朝、日が入らなくて寒すぎ」という悲劇が起きます。

…笑えない。

まとめ

自然の力って、うまく使えば優秀ですが、ちょっとずれるとまあまあ手強い。

最近の気候変動もあるし、「これまでこうだったから」という常識が通用しない場面も増えてます。

家って何十年も住むものだから、今の太陽だけじゃなくて、これからの太陽にも対応できる家にしておくと安心です。

というわけで我が家も、

「南側の庇は長めにしとこ」

「落葉樹も植えとこ」

という風に、ちょこちょこ対策入れてます。

 

おまけ:窓の配置を考えてるときの私の脳内

窓

夏の太陽「こんにちは!上から失礼します!」

冬の太陽「やあ!低めからじわっと行きます!」

北の窓「私、照明係なんで」

東の窓「おはよう担当です」

西の窓「夕方のドラマチック担当です。でも暑苦しいからクールダウン必要よ」

 

 

家づくりって、こういう「常識が変わってくる」というのも含めて楽しいな〜と思います。

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