春になり、みんながルンルン気分♪…という訳ではないようです。
花粉症の方にとって最も辛いシーズンが始まります。
お出かけするのも億劫、鼻詰まりからくる寝不足、頭痛、喉の痛み、倦怠感などに悩まされている方も多いようです。
花粉症患者は年々増加傾向にあります。
2017年の朝日新聞の記事を抜粋しました。
都は18日、2016年度の花粉症実態調査の結果をまとめ、都民のスギ花粉症患者の割合が48・8%に上るという推定結果を公表した。調査方法は違うが、前回の06年度から約20ポイント増えており、都は若年層の患者の増加などを要因とみている。
1983年度から約10年おきに実施し、前回まで「自覚症状なし」との回答者を詳しい調査対象から外してきた違いはあるが、患者の割合は、83~87年度が10・0%、96年度が19・4%、06年度が28・2%で、回を追って増えてきた。
今回の調査結果によると年代別の患者の割合は、0~14歳40・3%(前回26・3%)▽15~29歳61・6%(同37・1%)▽30~44歳57・0%(同32・2%)▽45~59歳47・9%(同33・5%)▽60歳以上37・4%(同14・2%)。
花粉症がなぜこの10年で爆発的に増えているか、その原因は様々な事が考えられます。
原因が一つでないから、簡単に治す事が出来ません。
上記の事は有名なので既に対策している方も多いでしょう。
これからお家を建てる方・リフォームをお考えの方に朗報です。
お家の素材で花粉症の対策が出来るんです。
漆喰は「消石灰」を主原料としています。
消石灰は強アルカリ性です。
強アルカリ性の物質には、有機物を分解する殺菌作用があり、かつて鳥インフルエンザが発生した時には消石灰が消毒作業に使われました。
漆喰にも殺菌作用がある為、カビやダニの発生を抑えることができます。
また、漆喰は静電気が発生しないので、一度部屋に入ってしまった花粉が再度飛散するのを防ぎます。
ちなみに…合板のフローリング・ビニールクロス等は静電気が発生するので、花粉や埃が付着しやすくなってしまいます。
「このお家に入ったら鼻が通りました」
「呼吸がしやすいです」
と、完成したお家に入ってすぐその違いがわかったそうです。
「前は薬が欠かせなかったし、半年近くマスクをしていました。布団専用の掃除機も買って家族全員分の布団をこまめに掃除していました。本当に辛くて仕事も満足に出来なかったのに、このお家に住んだからか、ストレスが減ったからか(笑)だんだん楽になってきて、今はマスクはしなくても良くなりました。」
「お家の打ち合わせで床材の種類を決める時に、『杉』と聞くだけで過剰に反応するぐらいスギ花粉に悩んでいました。家族全員花粉症で、洗濯物は外に干せないから室内干し専用の部屋を作りました。室内干し専用の部屋は今でも役に立っていますが、花粉症の症状が治まるのは想定外でした。」
とても嬉しいです。
花粉症以外にもアトピー・アレルギーで悩んでいたお客様からはだんだん良くなってきたと聞きます。
「身体に良い家づくり」
これは絶対に欠かせないテーマだと思うんです。
デザインもあなたの思うままにオシャレにしたら良いでしょう。
設備にこだわったって良いでしょう。
でも、「健康」を無視するのだけは止めましょう。
一番上へ戻る
一番上へ戻る