築60年の鉄筋コンクリート造の家。たくさん悩みがあるそうですが、その中でも特に気になっていることをお聞きしました。
ご要望は大きく分けて3つです。
1.洗面所の床が抜けそうになっている。(3年前にリフォームしたばかり)
2.寝室の内装を変えたい。
3.4帖と3帖の部屋を繋げて1つの部屋にしたい。
それぞれの現況を細かく見ていきました。
お風呂に入るドアの床にカビが生えていて、下地が緩くなっていました。
下地ごとリフォームをして、たった3年でこのような状況になるということは、浴室から水が伝わってきているのでしょう。
さらに、浴室は在来工法(タイルのお風呂)で、目地のお手入れが大変で、天井にもカビが生えて困っているとのことだったので、浴室はユニットバスに変えることになりました。
給湯機は新しいので、そのまま使います。
元々寝室は絨毯敷きの床で、壁は布クロスです。
絨毯はダニが発生しやすい為、変えたいとのこと。
布クロスはめくれたり剥がれたりしている為、新しくしたいとのこと。
布クロスに限らず、ビニールクロスも珪藻クロスも、接着剤でくっつけている物はいつか剥がれてしまいます。
レストホーム仕様を気に入ってくださり、床はパインの無垢材に、壁は漆喰に仕上げることになりました。
快適な寝室になりそうです。
3帖の部屋は元々収納の為の部屋でしたが、使い勝手が悪く、2部屋を1つにして広々と使いたいとのこと。
真ん中の壁を撤去します。
床には段差があるので、高い方に合わせることになりました。
それに伴い、天井も新しくすることになりました。
リフォーム工事の難しい所は、壁の中を剥いで見たときに、想像以上に傷んでいたりすることもある所です。
実際に工事が始まってから見つかる問題もあります。
打ち合わせの時には、何年ぐらい住みたいか、本当に解決したい悩みは何か、住みながらリフォームをするか等、詳しくヒアリングしてからお見積りをご提案します。
次回、工事がスタートします。
□あわせて読みたい
築60年の鉄筋コンクリート造の家をリフォーム(1) ←今ここ
一番上へ戻る
一番上へ戻る