「キャラ物は買わない」
「子どもは可愛いから無地が一番似合う」
「シンプルがいい」
「できれば北欧っぽいやつを…」
……そう決めて、赤ちゃんの頃は確かに無地の服ばかり買っていました。
なのに、今。
クローゼットを開けると目に飛び込んでくるのは、
あれ?いつの間に…?(※買ったのは私)
最初にキャラ物の服を買ってあげたときに、子どもがそれを見た瞬間の顔は忘れられません。
目がまんまるになって、
「カーズ!?!?」「ほんとに?」って言いながら、
その場で嬉しそうに着て、鏡の前でニコニコ。
……それを見たら、もう……勝てません。笑
最近は服に興味が湧いてきたのか、自分で服を選びたがります。
そして選ぶのは、毎回キャラ物。
でも、キャラ物を着てるときの子どもって、自信に満ちてて、すごく楽しそうなんです。
「トミカのTシャツ着る!」
「今日はパウパトがいい!」
そんな小さな自己主張が、可愛いく思えてきます。
きっとそのうち、自分の趣味も変わるでしょうし、
服選びなんて親の出る幕もなくなるんでしょうね。
だから今は、「好き!」って気持ちを全力で表現できるこの時期を、
あえて楽しもうと思います。
「キャラ物は買わない」って決めていた私。
でも今は、キャラ物の服を選んでる子どもの姿を見るたび、
「好きなものを堂々と好きと言える人になってほしい」と思うようになってきました。
そうそう、私も小さい頃ポムポムプリンが好きでしたわ。途中から急に恥ずかしくなりましたわ。
そんな昔の記憶も思い出しつつ。
子育てのこだわりを手放すのは「負け」じゃなく、新しい価値観に出会うチャンスなのかもしれません。
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