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あなたはまだ知らない事実「光と壁の大事な関係」

明るい室内にする秘訣は照明だけじゃないんです。

照明器具の選び方

住宅照明では、ダウンライトを使う事がとても多いです。

ダウンライトに対して「小さいから暗そう」というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、実はそんな事はありません。

ダウンライトだけでも充分明るさを確保できます。

それはそうなんですが、明るさを確保する時にとっても大事なポイントがあるので今日はじっくり読んでいってください。

壁の色が違うとこんなに違う!

突然ですがクイズです。

Q.この2つのお部屋、どちらの照明が明るいでしょうか?

いきなりですが、正解を発表します。

A.どちらも同じ照明(照度)です。

 

同じ照明の同じ照度なのに、

右のお部屋の方が明るく感じると思います。

壁の色によって、お部屋の明るさが全然違って見えますね。

そう、私たちがイメージする「明るいお部屋」は、実は照明の明るさだけでなく、壁の明るさも大事な要素なのです!

 

 

暗い壁が流行している今だからこそ、知っておきたい事実

暗いインテリア

室内の壁の色にも流行り廃りがあり、今、世の中ではダークトーン(暗い色)が流行しているようです。

ダークトーンにすると、落ち着いた雰囲気を演出したり、ムーディで大人っぽい雰囲気を演出したりできますね。

お家づくりをするときにお部屋をもしダークトーンにするなら、照明選びの時に伝えた方が良いです。

照明を選ぶコーディネーターさんが、壁の色を知らなかったら想定よりも暗いお部屋になってしまう事もあります。

 

ちなみに、「お部屋をダークトーンにするんだから暗めの照明で良いんじゃないか」

と思うかもしれませんが、その想像よりも遥かに暗くなると思ってください。

 

結論:壁の色と照明を同時に考えよう。

ピンチの時のワンポイントテクニック

そういう事を知らずに

「暗いお部屋になっちゃった!」という時に少しでも明るく見せるコツがあります。

暗いお部屋の中に絵を飾り、それを角度を変えれる照明(スポットライトやダウンライト)で、照らすとちょっと明るく感じます。

額全体が反射板の役割をしてくれます。

しかも、「そこに絵を飾る為に、あえて周りを暗くした風の演出」をする事が出来るので、オシャレに見せる事が出来ます。

暗すぎてピンチの時は、絵を飾ってみましょう。

他にも、植物や何かしらの作品などを飾っても、同様の効果があります。

 

結論:スポットライトで絵を照らす

凹凸がある壁を採用する時の照明器具の位置

突然ですが、

Q.どちらの壁が好きですか?

人の好みに正解を付けるのがナンセンスかもしれませんが、

インテリアコーディネーター的に正解は

A.オシャレな壁は右の壁です。

 

 

この壁はエコカラットという、湿気を吸ってくれる壁です。

凹凸感がとても綺麗な商品です。

他にも室内の壁をタイルやレンガ貼りにする方もいらっしゃいます。

とてもオシャレですよね。

これらの素材は、単なる印刷ではなく本物の素材を貼っているから高級感があります。

人が高級感を感じるのは、本物の「凹凸感」があるからなんです。

これらの本物の凹凸感を上手に見せないと、のっぺりしてしまい、印刷されたシートを張った感じになってしまいます。

本物の凹凸感を上手に見せるコツは

照明を壁に近づけること。

 

はい、次。

これも照明を設置する位置により、微妙に見え方が違います。

近くで見るとこんなにも凹凸があるのに、照明の付け方によってのっぺりしてしまいます。

結論:壁と照明は同時に考えるのがオススメ!

壁をどんな色にするか、またどんな素材にするかで、照明の明るさや位置が変わってくるという事を、おわかりいただけたと思います。

照明は上手に配置すると、インテリアをとてもオシャレにしてくれます。

正しい知識を身につけて、失敗のないお家づくりをしましょう!

 

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