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「セルロースファイバー」は断熱材の優等生だった!

セルロースファイバーの魅力を余すことなくご紹介します。

まず、一般的に使用される「グラスウール」をご説明します。

現在、日本の住宅に使用する断熱材はグラスウールが7割を占めております。大手ハウスメーカーが圧倒的にグラスウールを使用しており、残り2割がロックウール・発砲ウレタン系の断熱、その次に自然素材のセルロースファイバーが使用されています。

日本の住宅寿命が短くなった大きな原因のひとつに、断熱材の施工不良による内部結露があります。
特に、グラスウールは価格が安いというメリットはありますが、安易に壁内に詰め込む間違った施工をすることにより、ほとんどの解体現場では、内部結露で真っ黒にカビたグラスウールが見られます。

 

グラスウールの欠点をお伝えします。

  • 水を吸収しやすく調湿効果が低くジメジメした室内になる
  • 湿度が高くなり、カビが発生しやすくなる。
  • カビが発生するとダニが発生する。
  • 壁内のカビは建物の構造体を腐らせ、住宅の寿命を短くしてしまう

 

このように、安くて施工しやすいというメリットだけで、人体にも住宅にも良くない材料です。

RESTでは、グラスウールは使用しません。

セルロースファイバーって何?

セルロースファイバーは新聞紙を原料として造られる木質系断熱材です。

原料が木質繊維であるため、自然素材の断熱材です。

また、製造方法としては原料を細かく粉砕し、ホウ素系薬剤を添加し造られます。

断熱材としては建物内部の柱と柱の間に施工する内断熱の材料となっています。

断熱性能以外にも様々な性能が備わっている付加価値の高い断熱材です。

セルロースファイバーの5つの効果

断熱効果

セルロースファイバーは他のファイバー系断熱材より断熱性能が高いだけでなく、吹き込み施工を行うため、セルロースファイバーを偏りなく隅々まで充填することができ、性能を最大限に発揮します。

セルロースファイバー断熱材使用の建物は、グラスウール断熱材使用の建物に比べ、暖房のためのエネルギーが26.4%も少なくて済みます。

その断熱性能は、グラスウールと比べ約4割も優れているのです。

 

 

防火効果

セルロースファイバーは、火にさらされても表面が炭化するのみで引火せず、酸素の供給をストップさせ、火が燃え広がるのを防ぎます。

セルロースファイバーは新聞紙が原料となっているため、一見すると簡単に燃えてしまって安全性に問題があるのでは?と思われがちです。

しかし、添加されているホウ素系薬剤の効果により燃え広がることなく優れた防火性能を発揮します。

 

万が一の火災の時、断熱材が燃え広がりやすい場合、一瞬にして家が火に包まれることになります。

しかし、防火性能に優れた断熱材を使用することで、少しでも燃え広がることを抑えることができれば、安全を確保することが可能であったり、家の全焼を防ぐことになります。

そのため、断熱材の防火性能は極めて重要だと言えます。

 

 

防音効果

音を吸収するたくさんの小さい穴(多孔性)を持つセルロースファイバーは、話し声・赤ちゃんの泣き声など生活音が漏れにくく、さらに外部から室内に聞こえる車の音などもやわらげます。

また、高密度に充填することにより、音を伝える役割を果たす空気が少なくなるので、さらに騒音を少なくすることができます。

その防音効果はアメリカでは空港周辺の防音材として使用されるほどです。このセルロースファイバーは、35坪程度の家に1.5トン、壁の中に吹き込んでいきます。この密度が防音効果をもたらしてくれます。

そして吸音を可能にするのは、より多孔質のもので覆うのが一番です。

音は空気の振えです。

その振えが小さな繊維の中に入ると、その繊維と繊維の中でかき消されてしまいます。マスクをしてしゃべると、聞き取りにくくなるのもこの原理です。

 

 

調湿効果

梅雨のジメジメしたイヤな時期。

これは湿気が多いため(空気中の水分量が多い)に起こる現象です。

このとき、セルロースファイバーの高い吸湿性能で空気中の湿気を吸い込む働きをします。そのため、室内では湿気が安定した快適な住空間となります。

お客様からは室内干しがすぐ乾くという声をよく聞きます。

また、冬場の乾燥した時期(空気中の水分量が少ない)には、放湿性能で空気中に湿気を吐き出します。

このように木質繊維のセルロースファイバーは住宅内で生きています。

室内の湿度環境をある程度整えてくれる優れた性能を持っています。

それによって、大切な建物の寿命を延ばすことにもつながります。

 

 

防虫効果

セルロースファイバーはホウ素系薬剤が添加されているため、防虫性能があります。

ホウ酸団子・ゴキブリ団子と言えばお分かりになる方も多いと思いますが、それらに含まれているのがホウ素系薬剤です。

虫・ゴキブリ・カビなどがイヤがる成分が含まれているため、防虫・防カビに効果を発揮します。

また、ホウ素系薬剤は眼科で目の洗浄に使われているほど人体には悪影響のないものですので、安心して使用することができます。

効果の低いセルロースファイバーに要注意

RESTが使用するセルロースファイバーは、特別なホウ酸化合物を23%使用して作られています。

ホウ酸化合物の含有量が少ないセルロースファイバーを使用すると、このようなことが起こります。

  • 新聞の割合が多くなり、防火性能が低い。
  • 防虫性能が低い。
  • ホウ酸化合物の代わりに身体に悪影響がある成分を含むこともある。

このように、セルロースファイバーにも種類があり、それぞれ性能が違う為注意が必要です。

 

さらに熟練された技術士によるセルロースファイバーの施工により、すき間なく施工できます。

すき間があると断熱効果が一気に下がる為、施工方法はとても重要です。

正しい知識で失敗のない家づくりをしましょう。

 

 

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