建築実例詳細 / works detail

必要なものだけで、ちょうどよく暮らす20坪
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必要なものだけで、ちょうどよく暮らす20坪

もう一度選んだ、家づくり

お施主様と建築士がタッグを組むのは、今回で2回目。

前回建てた住まいをとても気に入っていたからこそ、

「もう一度、自分で家を建てる」という目標を持ち続けてきました。

自然素材の心地よさは、すでに体感済み。

特に花粉症の症状が和らいだ漆喰の壁は、今回の家づくりでも欠かせない要素でした。

玄関ホールにはあえてドアを設けず、空間をゆるやかにつなげることで、

限られた面積でも狭さを感じにくい構成にしています。

全体をミニマルにまとめた理由は、無理のない資金計画のため。

小さく抑えることでコストを調整し、その分、自然素材には妥協しない。

今だけでなく、老後も無理なく暮らせる住まいを見据えた選択です。

座って暮らす家族の中心に畳リビング

8畳の畳リビングは、家族3人が自然と集まる場所。

ソファは置かず、座卓を中心にした“床に座る暮らし”を選びました。

キッチンとの距離が近く、料理をしながら子どもたちの様子が見える配置。

食事の支度をする姿や、日々の動きがそのまま暮らしの風景になります。

畳リビングの横には、コンパクトな勉強スペースを設け、くつろぎと学びがゆるやかにつながる空間に。

座って過ごす時間が多い畳だからこそ、視線が低く、家族の距離を近く感じられるリビングです。

閉じすぎない、ちょうどいい収納

クローゼットの扉には、あえて建具を使わずロールスクリーンを採用しました。

必要なときだけさっと下ろせて、普段は空間に圧迫感を与えません。

開閉に場所を取らないため、限られた床面積を有効に使えるのも特徴。

暮らしの動線を邪魔せず、日常の動きがスムーズになります。

“きちんと隠す”よりも、“使いやすく整える”。

ミニマルな暮らしに合わせて、収納の考え方もシンプルにまとめました。

しまいすぎない日常の置き場

トイレの横には、あえて扉のないニッチを設けました。

ストック品や日用品を、必要な分だけ手の届く場所に置ける収納です。

扉をつけないことで、使う・補充する動作が自然と習慣に。

在庫を抱えすぎず、暮らしの量をコントロールしやすくなります。

洗う・干す・しまうを一室で

洗面脱衣室は、無駄を省いたミニマルな空間に。

身支度だけでなく、服を置けるスペースや畳むための作業台を設け、

洗濯の一連の動作がここで完結するように計画しました。

室内物干しバーも備え、天候に左右されずに洗濯ができるのも特徴。

動線を短くまとめることで、日々の家事負担を軽減しています。

限られた広さでも、必要な機能はしっかりと。

暮らしを整えるための、静かで実用的な洗面脱衣室です。

暮らしが続き、縁がつながる家

完成した住まいは、お施主様にとってとても愛着のある場所となりました。

日々の暮らしの中で心地よさを実感しながら、今も大切に住み続けていただいています。

「この家を建ててよかった」

そう感じてもらえたことが、何よりの答えです。

その想いから、すでに多くのご縁をご紹介いただいています。(ありがたき幸せ!)

暮らしの満足が、次の家づくりへとつながっていきます。

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